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2006/01/10

君の道(新成人に捧ぐ)

それは、ずーっと昔の忘れかけ頃のお話から始まります。

夢もなく
ただなんとなく暮れてゆく
その光景を目に焼き付けていた頃、居心地のよさに甘え、
波間に漂う海藻のようだった。

そのうち大人に近づくと風を感じるようになった。
どこまでも飛んで行けそうな気がした。

そしていつしか時は流れ 
人生に たそがれを感じるようになった。
自分でもなく大自然でもない…。

今でも大した夢はないけれど
生きていられるだけで幸せをじ、
愛を実感できるようになって来た。

でも若い頃、
みんな多くは
「ビッグになりたい!」と想い、願う…
けれど大きな存在は恐竜の盛衰の歴史を
見るまでもなく
それは、生きるにはとても厳しく
また野放図に
いらぬ敵を限りなく生み出す
のエネルギーとして働き、
それに対抗する為に身をすり減らしてでも
生き抜こうとする。
だがたとえ生き抜けたとしても
そこに待っているものは
『老いとの戦い』あるのみである。

『ビッグ』とは『人間の内なる豊かさの結晶』
だと気づかされた時には早、
人生の半分を過ぎている。

さあ若者よ
若き勇者たちよ
我が内なる素晴らしき原石を
発掘し、
磨き高めなさい
そして
見かけの美しさだけではなく
言葉遣いや
しぐさや行いの美の原点= 心を深めなさい
幸せも豊かさも
すべては自分の中にあることを
一日も早く気づいていきなさ

『長い人生』と想っていられるのも
今のうちだけなんだよ
瞬く間にものすごい滝が
壁のように立ちはだかる
その時です。
今まで培った活きた知恵を使うのは…
すべては自分だけが頼りだということを
心しておきなさい
責めているのではない
後から悔やんでほしくないから
この道だと決めたらまっしぐらに進みなさい
あきらめなければ
必ず道は開けるから。

だから振り向くな
『自分らしい道』を歩むんだ。
失敗したっていいじゃないか
笑われたっていいじゃないか
だって君が選んだ道なんだから。

希望も絶望も
すべては
自らが作り出す虚像
かもしれないけれど、
皺ひとつ作らず
見た目美しく生きて何になるんだい?

せっかく生まれて来たんだ
たとえどんな生涯だったとしても
人生を慈しみ
その想いを深く刻みこむような
心の彫刻を伝えていってほしいと
願わずにはいられない。
 

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